陰謀論とスピリチュアル。
これらは、どちらも隠された領域を扱うことから、親和性が高いものだと思う。
中には、両方ともにそろってハマったとか、両方ともにそろって騙された!という人もいるのではないだろうか?
目に見えない領域が見えて関わりを持つ当事者である私であっても、これらというのは、多くはウソと迷信と詐欺で成り立っているなと感じている。
では、それらは、どうやって本物と偽物を見分ければいいのだろうか?
今回は、個人的に気にかけている、これら界隈における本物と偽物の区別のしかたを紹介しようと思う。
陰謀論とスピリチュアル、偽物の特徴は?
私は、偽物には以下のような特徴があると感じている。
- 説明が曖昧で具体性に欠けている。
たとえば、一見、説明されていると見せかけても、「癒やしの効果があります!」その根拠は?→「高い波動があるからです!」と、けっきょくフィーリングで把握するしかないような、あいまいな説明しかされず、さらに深い根拠を求めると、最終的には信仰心の欠落のせいに行き着く。
このようなものは、偽物の典型的な特徴だと私は思っている。
- 一見、科学的に見えても用法が誤っている・あるいは実存しない用語を用いている。
一見、科学風に見えるだけで、調べてみると実際には存在していなかったり、用法として間違っている専門用語の使い方をしている。
これも、偽物の典型的な特徴だと思う。
- 根拠となる出典元が堂々巡りをする。
ソース元が示されている場合は、いつも同じサイト・同じ情報源で、さらにその根拠として、同じサイトや情報源が参照されていたりする。
これでは出典元として意味がない。
- 感情に訴えてくる。
どうしても筋が通せないと、最終的にやってくる手段は感情論だ。
「このままでは大変なことになります」「不幸になります」などと不安感を煽る。さらに悪質だと、時間制限をもうけて焦燥感を煽ったりもする。
- 説明がとにかく大雑把。
1とかぶるけれど、本当にここに特徴の基本が集約していると思う。
何に対しても、とても大きな枠組みに振り分けていて、単純化した分類・単純化した解説しかしない。
これらの特徴から、私は偽物を見分ける。
他にも私の場合、自身の体験との違いや質の違いなどからも(価値の有無を含めて)区別することができるけれども、それについては経験者じゃなければ難しいことだと思うから、誰でも使える手段ではない。
でも、ここに書いたこれらなら、誰でも客観的な基準として、用いることができると思う。
騙されないスピリチュアル・ライフを!
目に見えない世界というのは、計測機器を使えるわけでもないから、証明できないものが多い。言いたい放題ができる領域だから、このような界隈では特に、ウソというのが目立つのかもしれない。
スピリチュアルに興味を持つ人の動機は、人それぞれ違うはずだ。
未知の世界への好奇心かもしれないし、実際に体験してしまって、それに対する探究心かもしれない。
幸せになりたいからかもしれないし、新しい生き方を探しているのかもしれない。
いずれにせよ、騙されたくて情報収集している人はいないだろう。
でも、たくさんある偽物の中には、ちゃんと本物もあるのは確かだと思う。それは、あなたにとって、かけがえのない宝物になるかもしれない。
あなただけの宝物が見つかることを願っている。
良きスピリチュアル・ライフを!
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