黒い部屋と、娘の悪夢③── 空間を「私のもの」にする除霊実験

これは前回の記事の続きです。
この記事の1回目は👉こちらです。

前回のあらすじ

夜、娘の夢を代わりに見た私は、老爺の武器をすべて取り上げたところで目を冷ました。

申し訳なさそうにする娘を見て、むしろやる気が出たため、せっかくだし除霊方法の実験してやろうと考えるのだった。

その実験の結果は?

私が試した方法

私が試したのは、以下の方法だ。

  1. 護符を作る

これは古神道式の呪符を知っていたため、作ってみた。

気を使える必要があるけれど、気は元から仙道などをしているため、使うのが得意なので相性が良かった。

生霊除けをドアに貼り、悪夢除けを枕に仕込んだ。

  1. 祝詞を使う

柏手や声の振動が浄化に良いのを知っていたため、それを使ってみる。
オーソドックスに大祓祝詞を使ってみた。

これはこれで発見があって良いものだった。

  1. アロマを炊く

セージとフランキンセンスを調合して炊いてみた。

これらをやってみた結果、いずれも効果はあるものの、気を部屋に行き渡らせるのに比べるとわずかなようだった。

実験の合間に

これらの処置をしている間、私は、眠たくなると繰り返し昼寝を挟んだ。
それに、ひたすら生姜を取って体を温めた。

気を使うから、眠たい状態を避けるためだ。

そのときに、娘が好きなものの夢を見た。とあるゲームのキャラクターなんだけど、ひたすらそれが映っている夢だった。
私は夢の中で、「娘は○○のことばっかり考えてるんやな〜」と呆れていた。

これも娘のエネルギーが私に影響を与えたのだと思う。

娘に話したら、「私の頭の中を読まないで〜!」と言われた😅

最も効果があった方法

けっきょく、ゴリ押しの気が一番テキメンだったということがわかったので、最終的に、あらためて小周天で全身に気を満たして、部屋中に広げるという方法を取った。

ただし、今回は前回と違い、気を戻さないことにした。気を広げたままにして、「はい、今日からここは私の空間ね!」と宣言した。

それを終えて、部屋のトーンが明るくなったことも確認すると、娘を呼ぶ。
娘は、「空気がなんだか落ち着けるものになった」と言う。

そんな娘に、空間を私のものにしたことと、あなたに私の空間を貸し出す形になるよ。と説明した。

その夜、娘は彼女自身の部屋で寝た。

一方で私が見た夢は、これだった。

「左右と下は囲むけど、上は囲んではいけないよ。上は開けておいてね。神様が入れなくなるからね」

夢うつつに、そんな会話を誰かと交わしていた。

そこで私は起きたあと、あらためて、私が気を張り巡らせた部屋の上を開くことも行った。

その結果

翌朝、起きてきた娘は元気そうだった。

「よく眠れた?」と聞くと、「久しぶりにグッスリだった!」と話す。

念の為に部屋の空気を確かめに行くと、穏やかだった。

その翌日も、よく眠れたか聞くと、「うん眠れた」と機嫌が良かった。

このようにして私は、部屋の浄化がしっかり終わったことを確認した。

浄化を済ませたあとは、私の夢も自然と元通り自分のものに戻った。

こうして、2日に及ぶ黒い部屋との戦いは、無事に幕を閉じたのだった。

後日談は👉こちら

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