今回は、どうして特定の両親のもとに生まれてくるのか? に関する話。
魂が生まれて死ぬという『常識』を持っているから、生死がある体験をしている。というのは、このブログでも、あるいはシャンカラノートでも、お話したことがあると思います。
では、どうして両親は、自分の両親なのだろう?
それを説明しようと思います。
似ている理由
両親や兄弟とは、容姿や性質が似ていることが多いです。
それは科学的には、遺伝子が類似しているからという説明がなされます。
では、高次存在視点では、どのような説明がなされるのでしょうか?
それは、『似た課題を持つ魂同士だから、似た容姿や性質を持っている。また、似た環境に身を置くために、家族や身内など近しい関係となる。それが最も課題に接しやすいからだ』
物理的に見ると、遺伝子として近く見えるのも、似た課題を持っている、似た魂だから。
言葉を変えると、『縁が深い』と言い表すこともできます。
似た課題を持つ魂同士なので、生まれる前にも関わっていることも往々にしてあります。関わりの中に課題を持つことがあるからです。
けれども、それだけではありません。
関係性の課題
もうひとつは、『親子関係・兄弟関係になること自体に課題がある』パターンもあります。
親子や兄弟という関わりを通じて、魂が体験したいものがある・あるいは離れたいものがある。
離れたいものがある場合、往々にして苦労することが多いです。
体験したいものがある場合、惹かれる(これは異性としての意味だけではなく、人間として惹かれる、家族として惹かれる……なども含まれます)関係性になることが多いです。
愛の体験もあれば、離別の体験もあるし、苦労の体験もある。
親子や兄弟だからといって、必ず愛情のための体験であるとは限らないのです。中には、離れることを体験するための関係もあります。
何のための関係かは、人それぞれ違います。
これは様々な人間関係において起こりうることでもありますが、親子や兄弟といった近い関係性では、とくに大きな影響として体験されがちなものです。
魂の目的
魂というのは、すべてを学び尽くしたあと、すべてから離れて立ち去り、最終的には元の状態(宇宙意識とひとつの状態)に戻るという目的があります。
親子関係や兄弟関係も、その中の一部だということです。
体験するプロセスも、離れるプロセスも、魂にとっては欠かせないものなのです。
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